メッキが剥がれたら、製品になりません。

メッキの種類、加工には色々な種類がありますが、「スズメッキ」というメッキを紹介します。実は、これに似た仕事をしていた時期があります。ただし、今の加工の現状は分かりませんので、実際に仕事をしていた頃のお話をします。

当時の製造加工方法としては製品を金網の中に入れて、メッキの液体(スズ)に浸してメッキをつける方法、今もこの方法で行っているメッキ会社もあります。これは主に大きい製品にこういう工法で行っていました。タイマーが付いているので、他のところで仕事をしていても大丈夫でした。ただし、1回ではメッキがつけられないので、2回、3回と同じ事をして、何度も新聞紙を引いて乾かして、そして相手方に製品を渡すのです。

次に、小さい製品の場合ですが、製品を器の中に入れて、製品に傷がつかないように時間を設定していました。また、メッキにする時間も必要なので、設定時間を書いて各製品においてメッキを付けていました。

モーター部品でしたので羽が長い部品もあります。そうすると当時、少し羽が下がっていると怒られた時期を懐かしく思います。

メッキの製造、加工なんて誰も分かりませんね。実際仕事をして分かるのです。

金属保護のために装飾用に用いられる金メッキの効果

メッキの中には金メッキというのがあります。 ご承知のように金・ゴールドというのは永久に錆びたり、材質的に変化しないというのが特色です。 そして通常で金属というのは鉄にしろ銅にしても一般的には腐食したり錆びたりしますが、此れ等を防止するためにも表面をメッキで金を被せてしまうのです。 其の金メッキといえば、良く知られていて代表的なのが装飾用、飾りのために貴金属類のメッキというのがあります。

普通、メッキといえば大きく分けて電気的に行なうか、又は、化学的処理によって大きく分けられますが、装飾用の場合は概ねが電気メッキで行われます。 電気の+、-(プラス、マイナス)の金属イオンを遊離、分離することにより、相手の金属に付着させることになるのです。

此の時に、いきなり金をかぶせるのではなく、銅やニッケル等の他の金属を予めメッキしてから最終的に金をメッキすることになります。 金の装飾用メッキは物理的に金属を保護するばかりでなく、見た目もも黄金色に輝き其の価値を高めることになるのです。

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